2008年05月02日

主従-2-

*妄想してます*

それから何度となく口を使わせてもらう
気持ちよくなりかけ、いきそうになると

『もうその人は気持ちよくなったよ』

そういいながらストップさせられる
そこにいるはずのない誰かを相手にさせられているように
ストップさせられながら、何度も違う咥え方を教え込まれる
私自身はどろどろに溶けきっている
それでも主は私に触れることなく、溶かしていく
何度もしているうちに、躰がふるえてきた

『躰が震えてるよ
咥えてるのがそんなに気持ちいいの?』

「きもちいいです」

口にしたものを外すことなく答える
全身が鳥肌たち、躰をふるわせている私
でも何かをされたわけではなく、もう長い時間咥えさせてもらっているだけ

「いっちゃう・・・・・」
『咥えてるだけでいくんだぁ、イッてみせてよ』

主のものを奥深くに咥え、自分の液体にまみれながらイッてしまう
どんな顔をして主は私を見てるんだろとぼんやり浮かんだ
咥えたままびくびく感じてる私を引きはがし

『いつまでそうしてんの?今日は終わりでいいか?』

頭の中からはじけて、気持ちいい
でも、それでもまだ欲しい、埋めたい

「挿れてほしいです」
『自分でしてみ』

だらだらに垂らした股をひろげ、唾液で光る主のものをあてがう
熱くなってる中にめり込んでいくのを感じた瞬間にイッてしまった

『もうイッたの?簡単にイク奴だなぁ』
「ごめんなさい」
『俺はまだ気持ちよくないよ。自分だけが気持ちよくなるの?』

怒られて、主に気持ちよくなってもらいたくて腰を動かす
でも主に気持ちよくなってもらう前に、動くたびに自分が感じてしまう
イッてはいけないと思うのと裏腹に、躰すべてが性器のようになってくる
挿れてもらっているそこも、主と触れている足も、主の体に口づけしてる唇も気持ちいい

『一人で気持ちよくなっていいなぁ。誰のもんでもいいんじゃないの?』
「いやです。主じゃなきゃこんなふうになれない」

こんな風に口づけだけで感じるのは主だけ
主じゃないと、主の奴隷じゃないと溶けていかない
苦しくなるまで突かれ、乳首をちぎられ、叩かれ絶叫する

「主のものを全部の私の中にください」

硬直したままの私がほどけるまで、主は待っていてくれる
満ちたりた私が裸のまま「ありがとうございました」と言うと

『全裸に首輪だけが似合ってるなぁ』

あまり褒めることのない主にそう言われて、嬉しくなる
幸せな脳みその隅っこには、もっともっと主のMでいたい・・・・・もっともっと

*妄想してます*

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